50代 逃げ活願望日記

病気(肺がんⅣ) 高齢親 仕事 から逃げたい50代の日々の記録

Ryuichi Sakamoto : Diaries

Matobi

昨日の夜、坂本龍一さんの晩年の3年半を追ったドキュメンタリー映画(Ryuichi Sakamoto : Diaries) を観に行ってきました。


これは、以前 NHK スペシャルで放送された内容に、新たに編集を加えて映画化したものなのですが、実は観ようか否か結構迷いまして。

と言うのは、NHKスペシャルで放映された内容が、余りにもリアル過ぎて (亡くなる間際の映像もあり)、敬愛する坂本龍一さんの最後の日々を、同じくがんに罹患した自分が もう一度その映像を観る事に耐えられるか・・・・と思ったからなのですが、結局、観に行く事にしたのです。


再び観た感想は、上記の記事に書いたものと変わりないですが、ひとつ思った事。

ネットか何かで「死ぬなら がん がいい」と言っている医師の記事を読んだ記憶が有るのですが、確かに、がんで余命宣告をされたら、死ぬまでの間にある程度の ‘死ぬ’ 準備をする事は出来るかもですし、その意味では急死よりは良いのかもですけれども、「あなたの余命はあと 〇〇か月です」と言われた後の日々というのは、治療や病気そのものの身体的な辛さもさることながら、最期の日までを真綿で首を締められる様な気持ちで生きる事を余儀なくされる心持ちになる人も多少なりともいるわけで、実際にがんになっても その考えを維持できるものなんだろうか?・・・と思ったりもするのです。(今回観た映画でも、余命宣告をされた坂本さんの心の揺れや絶望感や、生きたいと思う気持ちがリアルに映し出されていたので。)

田中泯さんによる朗読 (坂本さんが書いた短い日記の) が心に沁みました。

そして、この映像(亡くなる直前まで)を公開してくださったご遺族の思いに感謝し、これからも坂本さんの音楽を聴き続けたいと思います。